週に一度、大学で3年生を教えています。
 
週に一度ですので、学生と深く接する時間はありませんが、
年が明け、茶髪だった学生が黒髪になりはじめると、
ああ、今年も就職活動が始まったんだなぁ、と実感します。
  
 
毎年何人かは軽く相談に乗り、毎年同じようなことを
ブログに書いているような気がします。

既に目標が決まっている人もいれば、
やりたいことがあるけれどどうして良いかわからない人、
そもそも何がしたいのか分からない人、
などいろんな人がいます。
 
4年生も半ばになると、ゆっくり自分と向き合う時間がありませんので、
3年生のうちに自分について整理すると、後が楽です。
あまり難しく考えず、以下の3つの項目だけ書き出すのが良いと思います。
 
  
・出来ること
・やりたいこと
・やらなければいけないこと
 

これらはこう置き換えることできます。
 
・出来ること=現状
・やりたいこと=目標
・やらなければいけないこと=課題
 
学校で習うことと似ていますね。
  
 
 
ぼんやりとでも、自分の事を分かっていれば良いのですが、
悩んでいる人ほど整理ができていません。
 
 
そうなってしまうと、やっていることの方向性がどっちに向いているかを考えず、
目の前のことだけをして、結果的に足踏みしていた時間だけが残ります。
  

 
 
 
・出来ること 
書き出す内容は人に見せるものではないので、
出来る=得意 と、ハードルを上げて考えず、
やっていて苦にならないこと と考えるのが良いです。

これを理解していれば、やりたい事が特に思い当たらない場合でも、
強化していくと、得意分野と言えるようになります。

個人的には、得意分野がデザインの仕事に当てはまらなければ
違う職種に行くほうが良いと考えています。
 
 
 
・やりたい事
夢や目標などとたいそうに考えず、「それを仕事にする」というつもりで書きます。
目的意識がつくからです。
 
 

・やらなければいけないこと
上記2つが書けたら、いくつか書けるかもしれませんが、
学校の中にいたら中々分かりません。
 
企業や事務所のインターン受け入れ先を探してください。
自分の足りない部分の把握や、スキルアップに最も有効なことが
今よりレベルの高い所で経験を積むことです。
双方にとって、これ以上良い方法はありません。
 
 

ここまで書けたら、ポートフォリオもだいぶ整理されますね。
次は行きたい会社や事務所が求めている人材や能力を分析・推察して
見せる相手ごとに内容や順番を変えてみてください。

 

 
 
  
と、理屈はそんなところですが、
経験上、もっと良い方法が2つあります。
 
 
・プロの、10歳前後年上の人に相談する
5歳でも20歳でもなく、10歳前後です。
10歳くらい年上の経験者であれば、ある程度キャリアを持っているので、
現場の活きた意見を聞けたり、紹介できる人脈や徳を持っていたり、
相談する側の世界が広がります。
5歳上ではそこまでをまだ持ち合わせておらず、20歳上だと年の差がありすぎて
念仏のように聞こえます。
 
  

・学校に頼らない
学校の就職センターに来る求人が希望通りのものばかりとは限りません。
大手企業は不可能ですが、自分で気になる所を探してコンタクトをとると、
5軒に1軒は何かしらの返事をくれます。
メールでは代表者まで届かない事もありますので、手紙だと尚良いです。
 

ちなみにうちでは、ほとんどが外国の学生からの問い合わせです。
今まで日本の学生からの問い合わせは覚えている限り1件だけ。
(魅力が無いという事も考えられますが)
 
どちらの方法もそれほどコストはかかりません。
必要なものは一時の思い切りだけ。
 
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言いますね。
逃げるは恥で役に立ちません。この場合。
 


10月26日からMATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016がスタートしました。
初日には柴田文江さんと中嶋浩善さん(住友化学株式会社)によるトークセッション、
Material conneXion Tokyoの吉川社長と、工業デザイナーの鈴木啓太さんのファシリテートのもと、参加クリエイターのプロトタイプ発表が行われ、レセプションパーティーも無事終了しました。

MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太
初日、二日目のトークイベントにはたくさんの方にご来場頂きました。

MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太
柴田文江さんと中嶋浩善さんのトークセッション。
素材開発からデザイナーが携わり、エンジニアとの開発過程をお聞かせ頂きました。

MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太
参加クリエイターによるプロトタイプ発表

MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太
レセプションパーティー

MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太
デザインジャーナリストの川上典李子さんにもご来場頂きました。

  • MATERIAL DESIGN EXHIBITION
  • 会期|2016年10月26日(水)~12月22日(木) 
  • ※土日祝 休館(但し、10月29日、30日、11月3日は開館)
  • 時間|10:00~18:00
  • 会場|Material ConneXion Tokyo
  • 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI

  • 倉本仁さんのAPOLLO
    三和化工株式会社さんとの取り組み
    ウレタンとKvadrat社の生地を同時に成型したフルーツボウル
    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    北川大輔さんのsupple
    岐セン株式会社さんとの取り組み
    染色ツキ板の背面に革を貼ることで、薄いツキ板に柔軟性を持たせたバッグの提案
    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    吉田真也さんのombra
    NBCメッシュテックさんとの取り組み
    メッシュの艶の操作に挑戦した光が見えるが漏れない不思議な照明の提案
    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    小池がエヌシー産業さんと取り組んだpoints collection
    詳細はこちら
    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    クリエイティブスタジオ AZUCHIのThread Falls
    三菱化学株式会社さんとの取り組み
    一般的なバイオエンプラより優れた性能を有する透明バイオエンプラ、DURABIO™の繊維の艶やかな光沢を滝に見立てたインスタレーション
    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016 参加クリエイター:倉本仁 / 北川大輔 / 吉田真也 / 小池和也 / AZUCHI ゲストトーク:柴田文江(Design Studio S)× 中嶋浩善(住友化学株式会社) プロトタイププレゼンテーション ファシリテーター:鈴木啓太

    なかなか表に出ない素材や技術に、別の用途や機能、美しさを見い出して短期間でプロトタイプまで制作するのは過酷な取り組みではありますが、今年はプロトタイプのクオリティが去年に比べさらに上がり、年々ハードルが上がっていくことが予想できます。

    毎回終わった後に、もっと良く出来たと思うのですが、メーカーの方からはその都度、参加してとても良かったと言って頂けます。
    プロダクトデザイナーの柴田さんと住友化学工業の中嶋さんのトークセッションでも出た話ですが、デザイナーとエンジニアでは見ている視点が異なります。
    開発の現場からデザインが加われば、ディティールに行きがちな開発の方向性がより明確になっていき、開発者側が思っても見なかった価値に気付くのだと思います。
    プロトタイプの発表で終わらず、素材・製法を製品化に繋がるところまでいければなお良いと思います。


  • 今回はイベントの告知になりますが、今年もTOKYO DESIGN WEEK期間中に南青山で開催されるMATERIAL DESIGN EXHIBITIONに参加させていただきます。

    MATERIAL DESIGN EXHIBITIONは様々な素材メーカーや加工メーカーとデザイナーが組んでプロトタイプを発表します。ほとんど内容を知らないまま、展示まで約3ヶ月という短い期間の中でみんなそれぞれ知恵を絞って用途開発や製品開発を行う刺激的なイベントです。
    前回のイベントでは倉本仁さんが開発したPhantom trayが実際に製品化されるなど、展示会後も目が離せません。第一回目から変わらないのは、今回もやはり「ちゃんとしたプロダクト」をみんな仕上げて来るのでは、、と思います。

    今回、僕が何の素材を担当したかは展示会前に告知されると思いますが、今回初めて二人体制で臨み、一人では出来なかったことや、やろうとしなかった事が出来るようになり、デザイン事務所としての幅が広がったと実感しました。

    来週、カタログ用の撮影を控えているなか、今日の時点でまだ試作品が完成しておらずヒリヒリした日々を過ごしておりますが、会期は10月末から。
    お時間がありましたらぜひご来場ください。

    以下プレスリリースより抜粋

    img_111812_1
    先端素材を集めたマテリアルライブラリーとコンサルティングサービスを提供する施設「Material ConneXion Tokyo」(南青山)では、デザイナーの方々に素材の特性を活かすことで製品に新たな価値を生み出せることを実感してもらうため、今年で2回目となるMATERIAL DESIGN EXHIBITIONを今年もTOKYO DESIGN WEEK中に開催します。

    【出展企業】
    三和化工株式会社
    岐セン株式会社
    株式会社NBCメッシュテック
    エヌシー産業株式会社
    三菱化学株式会社

    【デザイナー】
    倉本仁
    北川大輔
    吉田真也
    小池和也
    AZUCHI (福嶋賢二・橋本崇秀)
    (順不同・敬称略)

    【開催概要】
    イベント名:MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2016
    日時:2016年10月26日(水)~12月22日(木)
    会場:Material ConneXion Tokyo
       東京都港区南青山2-11-16 METLIFE青山ビル4F
    主催:Material ConneXion Tokyo

    ■オープニングレセプション
    2016年10月26日(水)
    ・18:00~18:30 ゲストトーク
    ・18:30~19:00 プロトタイプ発表
    ・19:00~21:00 レセプションパーティー

    ■トークイベント
    2016年10月27日(木)
    ・18:00~
    詫摩智朗(ソニー株式会社 チーフアートディレクター)×鈴木啓太(株式会社PRODUCT DESIGN CENTER)


    No title

    2016/07/29

    最近、とある海外の方とメールをする機会がありました。
    その方は日本人ですが、長く海外に住んでいるということもあり、
    英会話や英語の読み書きが流暢にでき、もちろん日本語の会話も流暢にできます。
    ところが日本語の読み書きが全然出来ないらしいのです。

    普段から意識して使っていないとそんなことがあるものかととても不思議に思いましたが、
    最近、自分にも当てはまる事がありました。

    実家を出てからもう10数年。
    自分で好きな生活が出来るようになると、嫌いな食べ物を避けて生活できるようになります。
    ずっと避けてそれを意識しないでいると、ある日突然嫌いな食べ物を聞かれた時に、
    自分の嫌いな食べ物が何だったかなとすぐに思い出せなかったのです。

    よく考えると、例えば食べ物でなくても、服装の趣味がはっきりしている人は
    普段から意識して服装に気を使っていると言えますし、
    服装に無頓着な人に服の趣味を聞いてもはっきり答えられないと思います。
    同様に、異性の好みがはっきりしている人は普段から異性を意識していると言えるでしょう。

    意識という点で、ことプロダクト(デザイン)は使い手にそれと意識させない事が求められます。
    使い勝手の良い道具は道具であることを意識させません。
    意識させないように作られているから使う方も意識しないのですね。
    (感度の高い人に向けたものは別ですが)
    注意を惹く為のデザインはどこかしらに、良い意味でも悪い意味でも
    破綻があるから意識させることができます。

    プロダクトデザインをしていると、普段使っている身の周りの物に
    デザインした人がいるなんて考えたことなかったというような事を言われます。
    他にも、使っている物のメーカー名を覚えていなかったり、
    なぜそれを使っているかすら意識していないこともあります。

    それはある意味プロダクトデザインの思想として成功しているとも言えますが、
    ほんとは内心もっと意識してほしいなとも思う訳です。

    20160729blog

    そんな中でも上手に破綻させて無意識に意識させるデザインは素晴らしいなと思います。


    お久しぶりです。

    知らない間に当ブログのタイトルが、週刊から月刊に変わっていることにお気づきでしょうか。

    既に更新頻度が隔月になりつつあり、放っておくと季刊になりかねません。
    とはいえ、この春からスタッフも入り時間的余裕も出来始めましたので、また粛々と更新頻度を上げていこうと考えております。

    さて先日、事務所でうどん作りのワークショップを行いました。
    というのも、僕はデザインの原点は図画工作だと考えており、また、料理は制作を通じて成果品を作るという点で、デザインにも工作にも通じると考えていましたので、たまたま人が集まる機会に乗じ、ちょっとやってみました。

    実際のうどん作りの様子です。

    20141222001
    ダマが無くなるまで生地を練ります。

    20141222002
    練り方は陶芸の粘土をこねる要領と同じようです。
    手つきが早すぎてブレてしまいました。

    20141222003
    1時間寝かせた後、生地を延ばしていきます。

    20141222004
    厚みの精度を競っていますが、厚みの均一性には性格の違いが出るようです。

    20141222005
    延ばした生地に片栗粉を塗しながらを三つ折りします。

    20141222006
    裁断工程。
    この新卒の二人は料理が得意でないそうですが、プロダクト学科卒という事もあってか、わりと均一に切っていました。

    20141222008
    写真はベーシックな釜玉うどんです。
    出汁はお向かいの靭(うつぼ)鰹節店さんの鰹節を使わせて頂きました。

    本題ですが、デザインと工作の関係について
    デザインは往々にして机上・画面上の創作になりがちになり、創造段階と検討段階の時間差によって、創造と実物の誤差を体感として得にくくなります。

    自分の手で工作する事の良さといえば、
    実際に手で作る事で、見え方や持ち方などを実物で容易に検討できる。
    制作の工程の考えることで実際の製造工程の難易度を想像できる。
    工具についての造詣を得られる。
    手を動かすことによって頭が働き、想定していなかった形や使い方や素材の組み合わせを事前に発見できる。
    さらに何度も作りなおす事で、言葉で説明できない造形や寸法の違いに説得力を持ち、誤差を自分の感覚として得られる。
    また、僕の場合はその手作りの成果品に手癖を残さない事を大事にしています。

    これらを料理に置き換えると工程は調理の段取り、工具は調理器具や食器、材料は食材、機能は味、造形は見栄えというところでしょうか。
    そして、成果品=メニューにどんな癖があるかが制作者の違いになるのだと思います。
    一風変わった創作料理を作る人もいますし、表に表れない隠し味だけ凝る人もいます。
    また、レシピ通りのものを作る人もいます。

    こう考えると、料理とデザインって似てますよね。
    あと、料理教室は始めていません。

    では。