うどんのメニューの選び方

2012/09/10

「ここのうどん屋はすだちの効いた生醤油うどんが美味しい。」
「ここのラーメン屋は創業時からのスープを使った醤油ラーメンが美味しい。」
初めて行く人気のお店には必ず口コミなどで広まる勝負メニューがあるものです。
それでも最近人気のお店に行くと、何でこんなにたくさんメニューがあるのか、何でこんなにメニューが増えたんだと不思議になる事がありませんか?
醤油ラーメンで有名なお店でもメニューには塩ラーメンがあったりつけ麺があったり、讃岐うどんのお店でもきつねうどんがあったりあんかけうどんがあったりします。
誰でも経験があると思いますが、こういったお店に初めて来ると男性はほとんどの場合、そのお店の勝負メニューを頼みます。
値段、味、アクセスなど利便性を考え、また来たいかどうかを無意識に考えてそのお店の評価を自分の中でしているのです。
女性の注文の仕方は、初めてのお店であっても、生醤油うどんが有名なお店であっても、その店が全く勝負していないような月見うどんを頼んだりします。
男性目線で見ると、この店でこれ頼むか!?
と、驚くことが何度もありますが、こじれるので言葉にはしません。
この経験、僕だけではないはず。
そう、これが一番身近な男脳と女脳の違いです。
男性脳はシステム化する脳らしいので食事をする時にもシステム化しています。
システム化する脳の場合、たとえ味が値段が安くて美味しくても、アクセスが悪かったり、人気故に長時間並ぶようなお店には行きません。
常にメリットを考えています。
お店に行く前に、大体何を食べるか決めているのでメニューを決めるのに時間がかかりません。
メニューの飛躍も、せいぜい生醤油うどん→鶏天ぶっかけ程度の差です。
女性脳は共感型らしいので、その時の感情を共感して欲しい心理がメニューにも現れます。
メニューの味が美味しく、誰かと一緒にその時間を楽しく共感できるなら
お店へのアクセスが悪かったり、値段が多少高くても長時間並ぶことを厭いません。
成功する商品やサービスを見ていると、たぶん企画時点では普通(論理的)に考えて無理だと言われたんだろうな、、と思うようなことでも多くのファンを得ています。
今までの当たり前のやり方では通用しないという意味は物事を楽しむ思考そのものから変えていかないと分かりません。
ロジカルにシステム化されたブランディングや商品開発を続けていくと共感さえしてもらえなくなります。

共感する女脳、システム化する男脳 共感する女脳、システム化する男脳
(2005/04/28)
サイモン・バロン=コーエン

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