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2013/02/18

「ハッカソン まだまだ続く」

先日参加したものアプリハッカソンで作ったもの。
ハッカソン関連の記事はアクセス数が上がるという事に味をしめて、後日談も残します。
ハッカソンが終わった後、JAWSというイベントに展示しないかというお話を頂きました。
その時の試作機は借り物のレゴブロックで作ったこともあり、僕たちはノリに任せてその日のうちに粉々に破壊してしまうという暴挙。
しかしせっかくのお話、これは一から作りなおそうということになりました。
とは言っても、学生と社会人の混合チームで住んでいる所もバラバラ。
チャットワークで改善点や展示会の見せ方などを検討しあい、展示会までの1ヶ月半の間に2回だけ集まる日を作り、その間に分担して各自の課題を進めることに。
僕の担当は展示品の筐体デザインの見直し、そして試作の為の図面を作ること。
日常に戻ると自分の得意分野は商品コンセプトや外観のデザインを作ることです。
Arduinoもプログラムもさっぱり分からないので仕組みを掻い摘んで勉強することにしました。
こういうサイトを見て。
(ハッカソンが終わるまで、メンバーが何の作業をしていたのか分からなかったし、今でもよく分かっていない。)
何となく掴んできたところで、筐体のサイズを見直す為に、Arduinoの3Dデータが欲しいと思って検索すると、海外のサイトでたくさんアップロードされているではありませんか。
個人の有志でここまで作って提供しているのに驚きます。
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普段の仕事で筐体の内部まで関わることはありませんが、多少仕組みが分かっていて、これだけデータが揃っていたら、僕でも大体の設計が出来ます。
今回は木工で試作品を展示するので、自分達で木工できるレベルのシンプルな設計にしました。
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そして各自の課題を持ち寄り、ハッカソン以来の集まってのミーティング・作業。
試作品のための試作品をスチレンボードで制作するための図面。
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サーボモーターの調整完了。
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鈴の音を拾う音声マイクのセッティング。
わざわざ大学まで行き、人の声や雑音をカットし鈴の音だけを拾うプログラムを作ったそうな。
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手前は工作部隊。奥は通信部隊。
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ミーティングが終わったあとは、場所を移して呑みながらこれを今後どうしていくかという事で議論が始まり、最後は今後の人生についての話にまで発展。
やっぱりクセのある連中が集まると、最後は大体そうなります。
ものを作ると、例え量産品ではなくても多少は世に出る機会が増えていきます。
世に出るということは、ものが自分達の元を巣立って一人歩きしていくことです。
そうするとまた展示の話を頂いたり、そこでの出会いがあったり。
年長者の僕は若いメンバーに出来るだけそんな場を経験してもらうためのサポート役。
その為にまずはそれに恥じないものを作っていこうと思います。
それはそうと、Aruduinoのパッケージってかわいいですね。
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