「仕事における視点」

2013/09/17

とあるデザインの依頼で4社が一同に絡んで進めるという複雑な仕事がありました。
ありましたというか現在も進行中なのですが、取り留めて他に書くことが無かったので、そこで気が付いた事を書きます。
4社も絡むなんて、今まで経験したことありませんでしたし、仕事の内容も専門外。
それぞれ他者には理解しづらい専門分野があり、プロジェクトにおいてそれぞれの利害があります。
デザインもその一つです。
こういったプロジェクトの場合に特に重要な事は、各々が全体の視野の中で自分達の役割を理解した上でプロジェクトに取り組むようにすることです。
そう仕向けないと、皆自分の都合の中だけでしか動けないし、発言できないからです。(悪気無く)
プロジェクトの目的の為には、自分にとって不利益な事も納得しなければならない時もあるので、一社だけが不利益を被らない為にも、皆が共通の視野にいる事はとても重要です。
その為に必要な事は、どれだけプロジェクトの方針・コンセプトが澄んでいるか。
皆がそれを共通認識として理解できているか。
情勢が変わった時に、丁寧に調整していけるか。
だと思います。
こういった複数社での仕事でもそうですし、社内でも同じことが言えると思います。
フリーランスが集まって一つの事に取り組む場面でも同様です。
よく就職活動セミナーなどで「視座」という言葉で出てくるので、まともな就職活動をしたことがある人は、こういった考え方を「視座を上げる」という言葉で知っていると思います。
視野は範囲で、視座は階層というイメージです。
それらを引っくるめて視点と言っているのですね。おそらく。
身近な例で書くと
・仕事を依頼してきたクライアントの視座ではなく、その先のユーザーの視座に移す
 デザインの基本ですね
・作業を頼んできた上司の視座ではなく、その上司に頼んだ部長の視座に移す
 上司の手柄になり喜ぶのでまた自分に仕事を頼んでもらえる
・POPの制作を依頼してきた営業さんの視座ではなく、営業さんに依頼したバイヤーの視座に移す、
 のではなく、視点を変えて何故バイヤーがPOPが必要だと言ってきているのかを考える。
 商品説明ではなく、置き方の問題かもしれません。
みたいな事でしょうか。
僕はそんな就職活動をしたことありませんので何か違うかもしれませんが、各々の視野が狭いままだとフラストレーションが溜まるので、そうした見方を変えるように仕向けるだけで、物事がうまく進む事が多いと実感しています。
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