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2013/09/24

「前回の続きのような内容です」

前回の投稿で仕事上での視点の持ちようについて書いたのですが、その後、とあるやり取りがあり、いわゆるワーカーとディレクターの差は何だろうと考えました。
なぜワーカーからディレクターになれる人となれない人がいるのでしょうか。
物凄く抽象的ですが
一つは 環境と情報だと思います。
定期雇用で賃金を貰っている人であれば、少なくとも自分の生活の先は見通す事ができます。
旅行したいけど車が欲しい、今の収入で維持できるかどうか。
今年いくら貯金して、来年どこに旅行できるかな。
旅行に行くとき、子どもを誰に預けようか、、など。
これは普通、自分の一年先くらいまでの生活が見通せる環境、情報があるから見通せるのだと思います。
それが仕事になると、なぜ見通せなくなるのか。
それは単に十分な情報が与えられておらず、また、情報が行き来する環境になっていないからだと思います。
ディレクター側の課題ですね。
もう一つは個人の姿勢だと思います。
ディレクターになれる人は、常に自分を後回しに考えられる人だと思います。
少なくとも仕事でディレクターを名乗るのであれば、人に仕事をお願いする事が多くあるはずですが、その時に自分の都合を優先しがちな人には誰も使われたくありません。
そしてディレクターは責任のある人ではなく、責任感のある人だと思います。
責任は権利と表裏一体で、職務に対して与えられるだけのものですが、
責任感は個人の内部から生まれるものです。
その感性があるから仕事に対して先まで見通そうという気持ちと、より良い仕事にしたいという気持ちが生まれるんじゃないでしょうか。
何となく、今は仕事の責任に権利がくっ付いてきて、権利があって当然という風潮です。
でも押し付けられた責任など無くても、責任感があるからプロの仕事になるんだと思います。
などと書きながら がんばろうって思いました。