「伝えることって重要だー」

2013/11/05

先日とある調理器具の開発の相談のため知人のFOOD WORKER FUNAKIさんに行きました。
FOOD WORKER FUNAKIさんではお店で美味しい食事を頂いたりケータリングを頂いたりしていたので、以前から何かで力になってもらおうと機会を伺っていました。
僕は自分でも料理をする方ですが、ほぼ素人です。
デザインする側ですが、素材や製法を知っていても、消費者に近い位置にいて考えます。
そこを実際にプロの意見を聞いてみると全然知らない事や使い方を聞き出すことが出来て驚きがいっぱいです。
作る側と使う側では見方がやっぱり違うなーと思っていたら、お店にいた1人の女性客(僕より20歳くらい年上)が横で話を聞かれていたので、これが売られていたら欲しいですか?と聞くと、、
直接的な言葉では返ってきませんでしたが、必要無いようでした。
全く同じような使い方の物が世に無いという事もありますが、そういう物に対して自分の実生活の中で使うという想像がつきにくいのだと思います。
それで産業の背景、詳しい製造方法とその歴史、使用する素材の所以、これを使ってもらう事でどんな風に生活を変えたいのか、という話を聞いてもらいました。
すると次第に、どこで売られるのか、何円くらいで売られるのか、いつ頃発売するのかと聞かれる側になりました。
さっきは必要無いと言っていたのに欲しくなってきたのかもしれません。
伝える事で必要無い物が欲しい物に変わりました。
普段はどうやって伝えるか、何を伝えるか何を伝えないか、そんな事をいつも考えあぐねてしまいます。
でも変なことをしていない限り、物への想いは簡潔で誠実に伝える事がベストだと思いました。
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