「モノとのコミュニケーション」

2013/11/18

Tiny Formedを作って頂いている工場に取材させて頂きました。
改めて工程を見返すと、こんな小さな製品にかける手間とは思えない工程数です。
今までの経験で得た常識で考えると驚くことだらけです。
製造しているのが小規模の町工場だからできる事なのでしょう。
専任で作って頂いている方はこの道40年のベテラン職人。
さすがです。
40年なんて想像つかないなぁ、、とため息をつきそうでしたが、もう数年もしたら僕も40歳になるんだと思ったら何だか複雑な気持ちになりました。
しかしその職人さんよりベテランがいました。
半世紀は動いているというハンドプレス機です。
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これもTiny Formedの製造で使われている機械で、ハンドルを手で回してプレス成型するというものです。
小さな製品だと大型のプレス機では危険なこともあり、こういったハンドプレス機が未だに現役で稼働しています。
英語の意味はめちゃくちゃですが、Tiny Formed necessaries by man-madeという言葉がぴったりです。
職人さん曰く、昔の機械はとても丈夫だったそうです。
今のモノが昔のモノほど丈夫ではないというのは暗黙の了解のようになっています。
もちろん安く大量に作る技術が発達したという利点もありますが、機械も職人さんの道具だし、製造されるものも僕達生活者の道具です。
大切に使えばそれだけモノもそれに応えてくれます。
僕の仕事の道具は主にパソコンですが、大切に使っていても、そのレスポンスが分からないから愛着も薄いですね。
使い始めた時から、壊れるカウントダウンが始まっているような気がしてなりません。
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