「失敗のクオリティ」

2013/12/23

先日ある目上の人がこう言ってました。
「人は失敗からしか学べないですよね。」
本当に失敗したことがある人は身を持って知っていることだと思います。
しかし経験の無い人、実感の無い人がこの言葉のまま聞いても何も身になりません。
じゃあ失敗してもいいんですね?ということになってしまいます。
言葉のまま受け取って、失敗だけから学ぼうとするとネガティブな事しか出てきません。
ではなぜ失敗からしか学べないと言うのでしょうか。
それは失敗の前に、必ずチャレンジがあるからです。
僕は未知の部分があるからチャレンジと言うのだと思います。
それが失敗する前か後かは分かりませんが、未知に触れる時、そこに必ず学びがあると思うのです。
何が未知で何が既知かを知っておく事は重要ですが、全て企画書で説明がつく程度の事はチャレンジだとは思いません。
失敗したらその時足りなかった所を直せばいいし、成功したら学んだ部分が活きたという事になると思います。
(もちろん、自分の失敗を人のせいにするのは問題外です。)
つまり、多くの人が失敗からしか学べないと言っている事は、チャレンジからしか学べないと言っている事と同じことなのです。
ではそうではない、チャレンジしないままの失敗の何がいけないかというと、未知に触れる事の無いままの失敗なのですから、失敗した要因の具体性を得ず、次の機会に直面した時、前と同じ失敗を繰り返してしまいます。
だから本当に失敗から学んできた人は、失敗の質の違いを理解していて、許容でき、また機会を与えられる人なんだと思います。
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