「過去の仕事」

2014/03/24

新しいホームページでは「Project」の部分にカーソルを合わせると、
日本語で「過去の仕事」と表示されます。
小さな事ですが、これには自分なりのこだわりがあります。

人から過去の作品を見せてくださいと言われる事がありますが、
これに強い違和感があり、自分では作品だと思っていません。
作品ではなく仕事だと思っているからです。

それには理由があって、プロダクトデザインという仕事は何かを企画・設計するところから、
製造・流通・販売店、お客さんの手に届くまで、ほとんど全てに関わります。

それぞれの現場で頑張って仕事している人達をたくさん知っているから、
自分のデザインも作品ではなく仕事だと思っているのです。

だから昔は作品作りをする人を作家さんと呼んだりして、自己満足なちょっと違う分野の人だと考えていましたが、最近は少し考え方が変わってきました。
作品作りは新しい生活の提案や新しい素材を使った提案など、未来への投げかけでもあります。
また、有名になるための努力という言い方もできます。
最近の短い期間で何人かのお客さんに、そういった作品づくりをしないのかと聞かれて、
自分はひっそりコツコツとブログを書いているだけで、そういった発信する努力を怠ってきたなと思います。
携わった仕事がそれそのものだと考えていたからです。

2014032401