2014/10/20
「展示会のもよう」
先週、17日~19日まで、京町堀で展示会をしていました。
来られなかった人もいると思うので皆さんの作品とトークイベントの模様を軽く載せておきます。
シーラカンス食堂 小林くんの展示
そろばんの産地 兵庫県小野市でのプロジェクト
産業の衰退、後継者不足の問題を抱える職人さん達との市場開発の取り組み。
5年がかりの意識改革から商品開発、跡継ぎが出来るまでの物語が大変見応えがありました。
海外でのプロモーションも行っているそうです。
CEMENT PRODUCE DESIGNに在籍している江里領馬くんの作品
RENTOLAという名前の椅子です。
去年、ミラノサローネにも出展していました。
学生有志のデザインユニット マンガカの作品
今年のTENT LONDONに出展していました。
日常の一コマを漫画とプロダクトで表現された作品です。
TAKAHIDE HASHIMOTO DESIGN 橋本くんの展示
産官学連携プロジェクトの奈良県吉野杉を使ったプロダクトや奈良県の鹿絵馬などを展示していました。
地元である神戸タワーの形の蝋燭も面白かったです。
Kairi Eguchi Design 江口さんの展示
日本有数の金属加工の産地、新潟県燕市のタケダデザインプロジェクトでのALIGN LINEシリーズ。
凛としたデザインと黒色のアルマイトの上品な質感が息を飲む緊張感がありました。
KENJI FUKUSHIMA DESIGN 福嶋くんの展示
ミラノサローネにも出展していた照明や石川県の山中漆器の入れ物や富山県高岡市の錫の花器など。
素材の組み合わせが秀逸です。
HIROMINAMI.DESIGN 南さんの展示
オリジナルブランド、アルルカンの展示や京都発のプロダクトBYOOBUなど。
アルルカンの製品は会場の下でも販売されていて、無縫製というユニークなコンセプトで人気がありました。
僕の展示です。
富山県高岡市の高岡鋳物のレムノスの時計や、
そういえば、Tiny Formedの新アイテムは大阪で初めての展示でした。
こうして見ると、みんな関西をベースにしながらそれ以外の地方との取り組みや、
国内だけでなく海外との取り組みや発表をしていたりと、とても活動的です。
今や一地方都市になっている大阪でこのような発信をすることは、とても意味深いと思います。
それとトークセッションの模様。
意外にも一般の方々も多く、60名ほど出席頂きました。
学生向けのトークと資料しか用意していなかったので、ちょっと焦りましたが、
ファシリテーターを引き受けてくれた江口さんの手綱のおかげで何とか無事に終えました。
右が江口さん 左が南さん
トークに参加したメンバーはだいたい同年代なのですが、このお二人はベテラン感が滲んでます。
左から僕、福嶋くん、橋本くん
ズボンの丈が気になります。
橋本くんが濃密な毒を吐き続けて笑いを誘っていました。