「lost in translation」

2015/01/19

先日英会話教室で、先生とPavement parkingについて議論するという日がありました。
(先生は日本語が喋れません。)
うまく訳せないのですが、Pavement parkingとは歩道に駐車する事らしいです。
それがロンドンで多く、ベビーカーを押す人や車椅子を使う人や目の不自由な人はまっすぐ歩道を進めず車道に出ないといけないので問題になっているそう。
そこでロンドンは条例でPavement parkingを禁止したとの事でした。

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こういう状態です。

大阪もPavement parkingがひどいだろうと言われましたが、ピンと来ませんでした。
歩けないほど歩道に乗り上げないし、それでもたまに見かける程度だと思います。
最近は都会では特に取り締まりがひどいので、段々見かけなくなりましたし。
という事をカタコトでしゃべるのですが、僕の語学力では埒が明きません。
ちなみにこの話には落ちがありません。

しまいには大阪の人はなぜ歩行者に配慮しないのかと言われてしまい(そういう場面も時にありますが)、
悔しいので日本と外国の路上駐車事情の写真を集めていきました。
大阪の写真は自分が撮ったものです。

インターネットから集めた外国のPavement parkingの写真です。
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イタリアでしょうか。正面から歩道に突っ込んでいるのが印象的です。

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これほどきっちり歩道に駐車している場面は日本では見たことが無いですね。
なぜ車の向きがバラバラなのでしょうか。

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これなど、どちらかというと壁に近い方に停めてしまっていますね。

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スーパーマーケットまで延々と続く理想的に迷惑なPavement parkingだと思います。

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これはなぜか片側は歩道に、もう片側は車道に駐車するというよく分からない行動です。

そして大阪市の写真。
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この辺全部が路上駐車禁止ですが、さすがに歩道に乗り上げたりしません。

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街路樹は有効なのですね。

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大阪市は他の街と比べて緑が少ないと感じますが、機能的にももっと増えていいですね。

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そしてこの写真を見せたところ、これも彼曰くPavement parkingらしいです。

必死に話についていったのに、ここでベースが崩れてしまいました。
これは歩道じゃないよ、路側帯って言うんだよと教えても、彼からすると同じ事のようです。
じゃあいたるところでPavement parkingがありますね。
歩道だろうと路側帯だろうと、歩行者にとっては同じです。
そこで次に僕は路側帯の説明をしました。路側帯って三種類もあったのですね。
この説明をするのは本当に苦労しましたが、
次はじゃあなぜ駐車禁止の看板があるのかと聞かれて、確かにその通り。
都会ではほとんどの道路が駐車禁止になっているので、
もう看板すら不要なんじゃないかと思うくらい。
日本の道路って本当に不明確だと思います。

双方お互いの背景で説明するのですれ違いだらけですが、
結局この話のテーマは車や道路の分かりやすさや、
法律の話ではないと思うのです。

ずっと住んでいると当たり前になって意識しなくなりますが、
日本に限らず、都会特有の見知らぬ人通しの配慮の無さ、
みんながやってるから自分もしてしまうという意識の問題だと思います。
日本独特の空気感もありますし、そうすぐに改善されるものではないと思いますが、
これからもっと外国人も増えていくこともありますし、いろんなすれ違いがあると思うので、
もっと一人ひとりが意識して住みやすい街になったらいいなと思います。

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