謹賀新年

2016/01/02

明けましておめでとうございます。
隔月の更新が常態化しておりますが、この場をお借りして謹んで新年をお祝い致します。

思い返せば昨年はデザイン業務がそれまでより増え、その他様々なイベントに参加させて頂いたり、その派生で依頼があったりで、年間休日数が著しく減った一年でありました。
取り戻したいという気持ちも僅かにありますが、有給が与えられているわけでもなく、なかなかそういうわけにはいきませんね。

また、一昨年に引き続き、多くのビジネスチャンスを逃した年でもありました。
というのも、新しく何かを作る場合に言い方や見せ方次第で物事を動かす事が可能な側面がありますが、我々の仕事はクライアントやユーザーがいて初めて成り立ちます。
その案件が必要の無いものであった場合、無理矢理に成立させることは不本意であるわけです。

先日このような話を聞きました。
あるバッグ店に、数年使っただけの革のバッグの表面が裂けてきたというクレームがあったそうです。
スタッフがそのバッグを見ると本革ではなく合成皮革のバッグだったとのこと。
度々そのようなお客さんがいるようなのです。
合皮の種類や物性にもよりますが、合皮は通常使用でも数年で裂けてきます。
特性を知っていれば当たり前のことなのですが、なぜそのような事になるのでしょうか。
合成皮革のバッグを販売されるときに、「値段が安い分、数年で裂ける」とは言いません。
買ってもらえませんので。
「使い方次第で何年も使えてお手頃価格」の様になると思います。
それぞれの現場でちゃんと伝えない慣習が長く続くと、誰も詳細なデメリットを理解しなくなりますよね。

我々の仕事はどんな案件であろうと何千~何十万も量産されていきますので、後者のように後々まで考えないやり方をとってしまうと、どこか途中で破綻してしまいます。

今年もまた様々なビジネスチャンスを逃すのだろうなと思いつつ、今年は二人体制になるのでそうも言ってられないなとも思いつつ、粛々とより良い製品作りをしていこうと思います。

ということで今回は所信表明のような形で終わります。

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