2017/10/9
和菓子のデザイン
大阪デザイナー専門学校(プロダクトデザイン学科)が主催するイベント、
「confectionery 和菓子の美味しい形とパッケージ」にて、
大阪府豊中市にある和菓子店、喜楽さんのバックアップのもと、
小池を含む5人のプロダクトデザイナーが、大阪デザイナー専門学校の学生と一緒に新しい和三盆を提案しました。
以下、順番はプレゼンテーション順
担当デザイナー 南 大成
学生 山田 歩乃花 川口 亜利紗 広瀬 智哉
タイトル MEGURU
様々な味を試作して、季節を連想する形と味を追求した提案。
意外性のある夏のわさび味は甘いものが苦手な人にもぴったりです。
ぜひ会場でご賞味ください。
担当デザイナー 橋本 崇秀
学生 都 秦輔 岩中 芹奈
タイトル ひつじの和み
喜楽さんのある豊中市にすむ女性をターゲッティングし、コーヒーに合う和三盆を提案。
パッケージはコーヒー豆に使われるパッケージを使用。
モチーフがなぜ羊なのかは会場にてご確認ください。
担当デザイナー 福嶋 賢二
学生 西 宏幸 神山 琴美 小高 玲奈
タイトル ばらの贈り物
贈りもの=薔薇に見立て、和三盆ではなく薔薇の形の落雁を提案。
グラフィックデザイン学科の学生がいたこともあり、お店のVIまでトータルにデザイン。
木型は学生自ら彫ったもの、苦労のあとが伺えます。
担当デザイナー 小池 和也
学生 松原 隆十 山口 鈴香
タイトル わさん棒
「行事でしか見ることの無い和三盆を半歩日常に近づける」をテーマに提案。
お茶、コーヒー、紅茶に合うよう5つの味を揃え、甘い和三盆をちょっとずつ上品に食べられるよう、棒状のデザインにしました。
また、和三盆の離形方法まで提案したデザインです。(写真多め)
担当デザイナー 清水 隆之
学生 奥野 ななみ 瀬戸 まりあ 川崎 美穂
タイトル #PHOTOPLIPS
ターゲットは自分達。
和三盆をどうしたら若い女性に知ってもらえるかを考えた女性チームらしい提案。
和三盆そのものを告知の手段とした、とても明快なデザインです。
青白い唇は、やや怖いです。
小池チームは「和菓子をデザインする」依頼を請けた想定で、
普段のデザインプロセスのまま、学生にデザイン指導することを心がけました。
それぞれのチームの特徴がそのまま表れた、とても面白いイベントとなっています。
イベントは13日までですが、お時間がありましたらぜひ会場に足をお運びください。
お茶、紅茶といっしょに試食もできます。
イベントページ→「confectionery 和菓子の美味しい形とパッケージ」
会場入り口